碧空に隠れた星々のソラ

──心にはいつでも

  あの綺麗な星々が

 

  あのソラがある
 
 

 

 

﹒⊹˚ ﹒﹢ .  ݁   ⊹   .  ݁  ⏾  ݁   .   ⊹    ݁ . ﹢﹒ ˚⊹﹒

 

 
大学が終わり、友人と別れる帰り道

 

他愛もない話をしていた

仲間たちの笑い声がまだ耳に残っている

 

なぜか

少しの喪失感が胸の奥に現れ、揺れる

 

 

名前のない感情が、胸の奥で静かにざわめき

 

どうしてこんな気持ちになるのか、

自分でもよくわからなかった

 

 

何気ない日常の中で突然押し寄せる

この理由のわからない喪失感

 

決して

何かを失ったわけではないのに。

気づけば、視線は空へ向かっていた

 

空がゆっくりと淡い碧色に滲んでいく

 

確かにそこにあるはずなのに

見えない星々の存在に気がついて

 

 

押し寄せる喪失感と切なさが重なり合い

胸の奥でざわめきが広がった

だけど、

 

あの空にもたくさんの星々が

存在しているはずなんだ。

 

賑やかな仲間と別れた時に

ふと感じるこの説明できない喪失感

 

あの星々が見えなくて

切なさを感じてしまったように、

 

仲間たちと別れて

何かを失ってしまったように

感じただけなのかもしれない

 

そう思うと、寂しさが少し紛れた気がする。

 

心なしか

見えていなかった星々が

見えるようになった気がする

何だか急に寂しくなってしまった

 

そんなときに思い出してほしい

 

心にはいつでも

あの綺麗な星々が

 

あのソラがある