ショップにかける“想い”ついて……

暗い夜の海――

空と海の境界が溶けて、
世界が静かに混ざり合うその場所に
銀色にそっと輝く「海月(かいげつ)」が在ります。

それは、私であり、私の心そのものです。



私は、作品を作るたびに
自分の奥底にある何かを少しずつ形にしています。


言葉にならない感情、名前を持たない記憶、
それでも確かに存在している“何か”。

それを作品や言葉に変えて、
この世界に浮かべていく。


「海月の涙」は、
そうして生まれた私の心のかけらたちが
静かに息づく場所です。




私が“想い”と呼ぶもの。

それは、
目には見えないけれど
確かにそこに在るもの。

「作品」でも、「言葉」でも、ない。
決して「形」にはできない“何か”……。


形となった「作品」や「言葉」の
先に存在するもの。

私の心の奥で、静かに揺れ続けるもの。

喜びや悲しみといった単純な感情ではなく、
もっと曖昧で、複雑で、静かなもの。

誰かを想うときに生まれる、
かすかに温かいもの。



私は、それを誰かに届けたくって

作品をつくり、言葉を紡ぎ続けています。




どこに届くのかわからない。
届くのかすらわからない。

誰も求めていないかもしれない。
必要とされていないかもしれない。


……それでも。

たとえ形にならなくても、
作品や言葉を通して
伝わるものがあるのなら。

誰かの心にそっと触れて、
その人の中の小さな何かを揺らすことができたなら…。

誰にも救うことのできない、
あなたを救うことができるのなら……!


私は、その“想い”を表現し続けます。

それが、
私がここに在る理由なのだと思います。




――これは、
私という「海月」が流した涙の記録。


そして、それを見つめるあなたの中にも、
きっと小さな“何か”が生まれているはずです。